~培地交換は、
マカセルにおまかせ~
●扉開閉によって生じるCO₂濃度、温度、湿度などの環境変化や、培養容器移動時の振動が細胞に与えるダメージやストレスを軽減
●HEPAフィルターを備えた庫内は、「ISOクラス5」相当の清浄環境を実現
●ディッシュ間の細胞コンタミネーションを防止するため、培地の廃液ノズルは培地交換毎に洗浄
●各種培養容器の同時使用が可能
※ディンプルプレートの使用実績あり
●庫内の温度やCO₂濃度を大きく表示
●自動運転の指示や庫内環境の確認が可能
※培養種類や交換スケジュールは付属のパソコンより設定

●容量1L広口メジュームびん3本まで収納可能
目立つ場所に収納することで、廃液量確認や廃液回収忘れ防止が容易
●PCでの簡単な操作で培養スケジュール管理
最大50個の培養レシピが登録可能
1日単位/1週間単位の実行スケジュールが一覧表示
チューブ・培地をセット ノズル洗浄レシピ登録
培養容器の種類及び 設置場所の登録
容器毎に交換する培地量 及びスケジュールの登録 ノズル洗浄レシピ選択
スケジュール通りに 自動で培地交換を実行
薬物代謝や物質透過性を評価する実験系として、セルカルチャーインサートを用いた腸管上皮細胞シートモデルが使用されています。シート形成には数週間にわたりインサートとウェルプレートの両方の培地交換を2、3日おきに繰り返し、なおかつシートを傷つけないように細心の注意を払いながらピペット操作の必要がある、非常に作業負担が高いものです。この煩雑かつ注意が必要な作業をMakCellにより行いました。21日間の培養を行ったところ、タイトジャンクションや微絨毛といった腸管上皮細胞シートの特徴的な構造が認められ、物質透過性においても細胞間からの漏れは見られず、手作業培養のものと遜色ない細胞シートを培養することができました。
MakCellの低酸素環境での細胞応答を評価しました。低酸素応答因子として知られているHIF1αを対象として、1% O2設定にしたMakCell庫内にHeLa細胞を入れて培養したところ、1時間でHIF1αは低酸素刺激に応答して核内への移行を確認しました。また、脂肪由来間葉系間質細胞でも同様にHIF1αの核内への移行を確認しました。
MakCellの低酸素環境の安定性を確認しました。5% O2になるように設定したところ、1時間でほぼ設定値に到達しました。インキュベータの扉開閉時に生じるO2濃度変動は、5% O2では6分で, 1% O2では12分で各設定値に戻りました。また,MakCell稼働中も培養環境は乱されることなく、一定に維持されていました。
MakCellを用いてヒトiPS細胞から心筋細胞への分化誘導を行い、GSK阻害剤とWnt阻害剤を用いたプロトコールを自動化しました。分化15日目における心筋細胞マーカーcTnTの陽性率を評価したところ、条件Cでは約60%の陽性率が得られました。
MakCellを用いてヒトiPS細胞の初期中胚葉分化誘導を自動化する研究を行いました。3種類の培地を使用し、培地交換のタイミングをプログラムすることで、手動操作と同様の遺伝子発現を示すことを確認しました。CHIR99021の添加により、BrachyuryとPDGFR αの発現が確認されたことから、MakCellは自動培地交換による分化誘導が可能であることが示唆されました。
MakCellを用いた自動培地交換と手作業による培地交換を比較した研究では、培地交換前後の乳酸濃度、グルコース濃度、pHを分析しました。結果、MakCellは手作業と同等に乳酸を除去し、新鮮な培地を供給できることが確認されました。手作業では培地ボトルの開閉によりpHが上昇するのに対し、MakCellではpH変動が抑えられました。また、Day 7におけるiPS細胞の形態や増殖率に差異はなく、2ヶ月間の培地交換後もiPS細胞の未分化性が維持されていました。
MakCellを使用したディンプルプレートでの培地交換により、細胞塊の崩壊や移動がなくなり、細胞塊のサイズ分布にも影響が見られなかったことから、MakCellが有用な自動培養装置であることが示されました。
| 型式 | MC1000 | |
|---|---|---|
| 外形寸法 | W746×D682×H1000 mm | |
| 質量 | 100 kg | |
| 電源 | AC 100 V, 15 A | |
| 消費電力(本装置) | 800 W | |
| 漏電ブレーカー | 定格感度電流 30 mA | |
| ディスプレイ | 6.5インチ液晶タッチパネル | |
| 供給ライン | 送液 | ペリスタリックポンプ 3 台 |
| 培地保冷部 | 4~10℃ | |
| 培地保冷方式 | ペルチェ素子 | |
| ボトル | コーニング PET製ストレージボトル 500 mL (431532)/1 L (431533) | |
| ノズル | オートクレーブ滅菌対応ステンレスノズル(MC-NZ) ※取り外し式 | |
| 廃液ライン | 送液 | ペリスタリックポンプ 3 台 |
| ボトル | 汎用広口ボトル (GL-45) | |
| ノズル | オートクレーブ滅菌対応ステンレスノズル(MC-NZ) ※取り外し式 | |
| インキュベータ部 | 庫内寸法 | W680×D550×H375 mm |
| 庫内体積 | 140 L | |
| 清浄度 | ISOクラス5(クラス100)相当 | |
| 清浄方式 | 庫内循環式HEPAフィルター | |
| 温度表示 | デジタル表示(0.1℃単位) | |
| 温度設定 | タッチパネル(0.1℃単位) | |
| 設定温度範囲 | 20~40℃ | |
| 温度均一性 | ±0.5℃(37℃設定時) | |
| CO2濃度表示 | デジタル表示(0.1%単位) | |
| 設定CO2濃度範囲 | 1.0~20.0%(0.1%単位) | |
| CO2ガス供給圧力 | 約0.1±0.05 MPa | |
| 加湿方式/湿度 | 加湿バットによる自然蒸発/90% RH以上 | |
| テーブル仕様 | 上下2段同期回転テーブル <収納枚数> ・ディッシュ:最大24枚収容 ・マルチウェルプレート:最大12枚収容 ※マルチウェルプレート12枚収容の場合、ディッシュは最大12枚収容 |
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| 対応容器 | ・ディッシュ:60/100 mm ・マルチウェルプレート: 6/12/24 ※SBS規格のみ |
|
| 使用環境温度 | 20~24℃ | |
| 使用環境湿度 | 30~70% | |
| セット内容 | 供給用チューブ(ディスポーザブル) 15 本:電子線滅菌済 GL-45 培地供給ボトルキャップ(オレンジ)3 個:未滅菌 ※ご使用の際はオートクレーブなどで滅菌ください。 |
|---|---|
| 型式 | MC-DT-500/MC-DT-1000 |
| 推奨交換頻度 | 培養終了毎 |
| セット内容 | 供給用チューブ(ディスポーザブル・低吸着) 15 本:電子線滅菌済 GL-45 培地供給ボトルキャップ(オレンジ)3 個:未滅菌 ※ご使用の際はオートクレーブなどで滅菌ください。 |
|---|---|
| 型式 | MC-DT-CF-500/MC-DT-CF-1000 |
| 推奨交換頻度 | 培養終了毎 |
| セット内容 | 廃液用チューブ(ディスポーザブル) 15 本:電子線滅菌済 GL-45 廃液ボトルキャップ(ブルー)3 個:未滅菌 ※ご使用の際はオートクレーブなどで滅菌ください。 |
|---|---|
| 型式 | MC-ST |
| 推奨交換頻度 | 培養終了毎 |
| 培地供給ボトルキャップ用エアーベントフィルター | 販売数量:15 個単位 型式:MC-FL |
|---|---|
| HEPAフィルター | 販売数量:1 個単位 型式:MC-HF 推奨交換頻度:年に1回 ※定期点検(オプション)時に交換 |
| MakCell オートクレーブ対応ノズル | 販売数量:1 本単位/6 本単位 型式:MC-NZ/MC-NZ-6 |