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ご挨拶

グローバル・ニッチトップのモノづくり企業を目指し、
果敢な挑戦を続けてまいります。

 1993年12月ジェイテックコーポレーションを創業し、四半世紀が過ぎました。その歩んできた道のりは決して平坦なものではありませんでした。
 この間、一貫して「世の中にないオンリーワンの技術により製品を作り出し、広く社会に貢献する」という経営理念のもと、失敗を恐れず、誰よりも早く挑戦し、結果を追い求めてまいりました。
 現在当社は、大阪大学と理化学研究所の研究成果の実用化に成功いたしました放射光用X線集光ミラーを中心としたオプティカル事業と、創業当初から培ってきた独自の細胞培養技術をもとに商品展開してまいりました各種自動細胞培養装置を中心としたライフサイエンス・機器開発事業の2つの事業を軸に経営資源を集中し、事業規模の拡大を推進してまいりました。

 兵庫県にある大型放射光施設“SPing-8”やX線自由電子レーザー施設“SACLA”では、医学、生命科学、物質科学等、様々な領域の基礎研究から応用研究だけでなく、多くの産業分野の製品開発に利用されておりますが、当社の放射光用X線ミラーは、このような国内外の大型放射光施設やX線自由電子レーザー施設に導入され、世界トップレベルの高精度ミラーとして高い評価を得ており、経済産業省が選定する「2020 年版グローバルニッチトップ企業100 選」の素材・化学部門に選定されました。
 ところで、本X線ミラーはナノメートル単位の原子レベルの表面形状精度を実現しており、例えば半導体、宇宙及び医療分野など放射光施設以外の産業分野へ製品を展開するために各分野の有力企業と共同開発を積極的に進めており、世界の競合他社との差別化をはかり競争優位性を追求するために、果敢に挑戦を続けてまいります。
 さらに、本X線ミラーを実現する独自の原子レベルのナノ加工技術EEMや干渉計を用いた独自のスティッチングによるナノ計測技術RADSI/MSI技術だけでなく、触媒作用を利用したCAREや高圧プラズマを用いたPCVMなど新しいナノ加工技術やCMMなど新しいナノ計測技術の実用化開発を推進しており、ナノメートル精度の厚み分布を要求されている、例えば次世代半導体向けの高精度マスク基板や、5Gの商用サービスやIoTの活用により需要が高まっている高精度な水晶発振器用の水晶ウェハに独自のナノ加工技術を適用し、各種ナノ加工装置の開発を進めております。 

 一方、自動細胞培養装置においては、長年産業技術総合研究所と研究開発を進めてまいりました独自の3次元浮遊培養技術Cell Float®をもとに、今後需要の拡大が期待される再生医療分野において3次元細胞培養システム等の開発に成功し、現在大阪大学医学部や横浜市立大学医学部等と臨床研究を進め、少しでも早く社会に貢献できるよう、努力してまいります。
 また、創薬分野では設立当初より事業を進めておりましたカスタムメイドの各種自動細胞装置の製造・販売から汎用製品の開発に注力しております。特にiPS細胞関連の技術開発、製品開発を推進しており、さらに次世代の治療薬の探索ツールとして期待され、新型コロナウイルス感染症でも有用とされるオルガノイド(いわゆる「ミニ臓器」とも呼ばれている)培養向けの製品開発も推進してまいります。
 ところで、ライフサイエンスの分野では、例えば様々な培養技術をもとに各種培養装置が提案され、次々と新しい技術やサービスが誕生しております。我々はその変化にいち早く対応し、成長し続け、細胞培養関連機器のトップ企業を目指します。
 今回、当社株式の上場市場を、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部に市場変更いたしました。これを契機にさらに新分野に挑戦し、自社の技術力を向上させ、新たな事業の柱を構築することで、更なる業容の拡大と企業価値の向上に努めてまいりますので、より一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長津村 尚史